環境活動

環境への取り組み

環境負荷物質削減

環境負荷物質削減の取組み

当社設計の製品において、環境負荷に繋がる化学物質の管理や削減に向けて取組んでいます。主にPRTR法対象化学物質の削減や製品含有化学物質の管理を目的とした取組みを推進しています。

・定温物流関連製品

製造において、特に排出量が多い、トルエン、キシレン、メチルベンゼンの削減活動に取り組んでいます。
代替塗料への切り換えを実施し、約4%のPRTR法対象化学物質の削減ができました。

・空調機器関連製品

ブロワ製品の生産過程で使用している塗料がPRTR法に該当していましたが、試験・評価を実施し客先承認を得てPRTR法に該当しない塗料に切り替え、
この取り組みにより作業者への健康配慮ができ、3種類あった塗料が1種類に統一できたことで管理しやすくなりました。

・電子機器関連製品

製品や部品に含有される化学物質情報に対し、専用の管理システムを導入しています。この取り組みにより顧客からの調査依頼や回答作業を円滑に対応するとともに、製品/中間材料/部品レベルで集計された含有物質情報をもとに法規制を指定しての検索が可能になりました。
製品含有化学物質の情報の管理等を積極的に行うことで、顧客からの評価を得ることが可能になります。


自動車部品につきましては、自動車業界のIMDSシステム※1で化学物質が管理されております。

各種購入品に対してもISO14001を基本にした化学物質管理ルールを規定し、化学物質管理を実施しており、サプライヤー様に対しても納入品における化学物質管理は管理基準である「管理化学物質一覧」で規定し対応を求め、東プレと同じ考えで管理された製品の納入をお願いしています。
(「東プレグループグリーン調達ガイドライン」に織り込み)
電子関連の購入品におきましては chemSHERPA※2 を利用し化学物質を管理しています。


管理化学物質一覧

※1 IMDS:
独自工会(VDA)が中心となり、ELV指令対応を念頭に開発した、
サプライチェーン 環境情報伝達システム

※2 chemSHERPA:
製品に含有される化学物質情報を川上企業から川下企業まで
サプライチェーン全体で適正に運用するための経済産業省主導の
データ作成支援ツール

生物多様性の保全

当社は、ここ数年はコロナ禍もあり積極的な参加はできていませんでした。当社のCSR活動項目にも掲げている通り、生物多様性の保全は不可欠であると認識しており、今後は事業活動の前提にある、生物多様性の取り組み事項を計画し活動してまいります。
下記内容は2022年度に行った実績より取り上げた活動になります。

国内拠点における取組み

東プレ相模原事業所

相模原事業所では、相模原市主催の相模原の環境をよくする会に所属し、相模原市内の河川の水生生物や水質状況の調査に参加しています。


東プレ東海㈱

三重県へ緑の募金を行うことで三重県内の「森林の整備」、「緑化の推進」、「森林整備又は緑化の推進に係る国際協力」の三つの分野で、森林づくり、緑づくり、そしてそれらに協力する人材づくりに貢献しております。


相模原市内の水生生物調査

海外拠点における取組み

東プレタイ

長年に渡りマングローブ植樹活動を行っており、植樹本数は1,500本を超えています。 今年度は10月13日に48名が参加し、タイ湾の湾岸約2km、約100haほどの面積に計500本植樹しました。
今後も継続して、多様な生態系維持に貢献してまいります。

年度 2018 2019 2020 2021 2022
植樹本数(本) 150 325 350 330 500

マングローブ植樹活動の様子

東普雷(佛山)

3月14日に佛山市三水区森林公園付近で植樹活動を実施し、10名参加し苗木を10本植えました。


佛山市内の植樹活動の様子

東普雷(襄陽)

3月16日に襄陽市襄城区の植樹活動に10名参加し、10本植樹しました。
また、襄陽市への緑化については支援(寄付)を行っております。


襄陽市内の植樹活動 及び 寄付証書

東普雷(武漢)

3月22日に武漢市江夏区にて植樹活動に12名が参加し、12本植樹しました。


武漢市内の植樹活動の様子

東プレメキシコ

工場周辺に水の使用量が少ない植物を植樹して緑化再生に取り組んでいます。


工場周辺への植樹


最終更新日:2023/06/30 取り組み内容を更新