クルマの未来を、
かたちづくる。

CO2排出量削減のために、一層の軽量化と高強度化が求められる自動車部品。それまで980MPa級のハイテン材(高張力鋼板)が使われていたバンパーやドアビームに、東プレは早くから1180MPa級強度のハイテン材を採用。最近ではボディー骨格製品にも同強度の鋼板を使用し、量産をスタートしました。
ボディの前端部に位置し、車の外観に合わせた形状で、ラジエーターを支える部品。軽量化と高強度化が両立されています。
フロントドアの前面部に位置し、高強度なつくりでフロアーとルーフとを支える製品。
ボディの後端部に位置し、フロアーとルーフとを上下に繋ぐ製品。
ドアに内蔵され、側面衝突時のドアの変形・室内への侵入を防ぐ製品。独自開発の特徴的な製品形状・構造を有し、軽量化と高強度化が両立されています(形状構造特許出願済み)。
フロントドアとリアドアの間に位置し、フロアーとルーフとを上下に繋ぐ柱状のレインフォース(補強)製品。ボディ骨格製品に980MPa級高張力鋼板を使用し、業界最先端の高強度を誇る。
※MPa:MPaは応力の単位です。980MPa鋼板は、断面積1mm2あたり、100kgの力に耐えることができます。
タイヤ内側周囲を支える、深絞り塑性加工技術が活かされた製品。
東プレが取り組み出した新事業の一つに、電気自動車やハイブリッドカーに使われるリチウムイオン電池バッテリーシステムのケースの開発・製造があります。閉塞断面形状を採用したことで、剛性アップとコストダウンを実現。衝撃解析を行うことで、重量を抑えたままバッテリーを安全に収納できる製品の開発を進めています。
これからの時代を見据えて、東プレは市場が拡大していく次世代自動車用製品の開発にも取り組んでいます。