製品・サービス

社会への取り組み

品質方針

当社では東プレの品質保証思想を全工程、全拠点に意識付け「東プレブランド」の統一と向上を図るため、取り組むべきグループ品質方針を策定し、
関連事業部に展開しています。
また、各事業部、関連部門は毎年「中期経営計画」及び「品質方針」「品質管理方針」を基に「品質活動計画」を作成し、品質活動に取り組んでいます。

東プレグループ品質方針

<基本的な考え方>
すべてのお客様に安心してもらえる品質の製品及びサービスを提供し、お客様が認める「東プレ品質」を確立します。

1.品質マネジメントシステムを構築し、従業員ひとり一人が品質保証活動を実施します。

2.開発~生産~販売の全ての業務において常に品質向上の取り組みにチャレンジします。

3.市場ニーズや動向を的確に捉え、お客様へ最適な製品及びサービス・情報を提供します。

4.品質活動を絶やさぬため、教育・訓練を通し人材育成を図ります。

5.顧客要求事項及び法規制を遵守するとともに品質・安全確保に努めます。

6.常にPDCAサイクルを回し、継続的改善に努めます。

7.協力メーカーと良好な関係を保ち、品質向上に努めます。

品質マネジメント体制

当社工場及び国内外子会社・取引先は、品質保証体制をISO9001またはIATF16949の規格要求事項・顧客要求事項・法的要求事項を基に標準化し、品質マネジメントシステムを構築し運営管理を行っています。
組織としては品質本部をトップに置き、当社グループとしてグローバル体制を構築しています。
また、品質保証一部は東プレグループ及び取引先で生産するプレス関連製品の品質システムの維持管理を、品質保証二部は定温物流、空調機器、電子機器に関する自社商品の品質システムの維持管理を担っています。

国内外生産拠点
品質マネジメントシステム取得状況 [取得率93%]
国内 海外
相模原事業所 IATF16949 東プレアメリカ ISO9001
(2025年取得予定)
広島事業所 ISO9001 東プレメキシコ IATF16949
栃木事業所 東普雷(佛山)
岐阜事業所 東普雷(襄陽)
東プレ九州 東普雷(武漢)
東プレ東海 東プレタイ
三池工業 東プレインディア ISO9001

品質マネジメント体制図

品質改善活動

一貫した品質管理

当社は、多様化するニーズに対応するため、お客様視点での製品開発や技術を強化し、お客様に満足いただける製品づくりに努めています。
また、関連会社等と連携し、お客様のニーズや困り事の情報を迅速に製品へフィードバックして、顧客満足度の向上に努めています。

企画・開発段階における品質保証

当社では製品の企画・開発の初期段階において、製品に適用される規格・規定・法律を環境配慮・ライフサイクルの視点で設計し、解析や試作品による安全性の確認、様々な使用環境を想定した試験等の設計検証を実施し、製品の品質を保証しています。

QC活動への取り組み

1970 年から続く当社の QC 大会は2022年で通算65回となりました。海外拠点の QC サークルを招待しての大会としては第 8 回の開催となりました。
新型コロナ流行以前の2019年のQC大会では300人以上の聴講者が見守る中、アメリカ・中国・タイ・メキシコからの7サークルをはじめ、それぞれの拠点での予選を通過した、国内外 13 拠点から計16サークルが出場しました。海外拠点のサークル発表では、日本語を交えてのあいさつや拠点の特色を生かした日々の改善の取組みについて発表しており、いずれも好評を博しました。また、普段交流する事が少ない海外メンバーとも親睦を深める事ができ、お互いに刺激し合える場になりました。
今後も、QC 活動を通して、改善に取り組んでいきます。

2020年~2022年は新型コロナ感染症対策により、QC活動の成果を動画にまとめたQCグローバルビデオ大会としての開催となりましたが、継続的に活動を続けています。

グローバルビデオ大会 2021年,2022年最優秀サークル

またQC大会とは別に、品質向上や安全衛生、環境保全、作業効率の改善を提案できる仕組みがあります。提案した内容は創意工夫や応用性、効果等の項目を審査し、ポイントに応じて賞金の授与や表彰を行っています。

改善提案表彰

情報提供・品質表示

お客様に当社製品を長期間、安全にご使用いただくため、使用方法の適切な情報提供に努めています。
製品の操作方法や日々のメンテナンス、エラー発生時の対応方法等を安全に行うことができるよう、製品表示や取扱説明書を作成しています。

保守品質向上への取り組み

お客様からの製品説明や修理・交換に関するお問合せには、専任部署を設け、製品知識を有するスタッフによる素早い対応ができる体制を整えています。また、他社との協力体制により全国展開可能なサービス体制を整えており、メンテナンスやサービスの情報を共有することで、全国で統一した保守品質を維持しています。
一般に商品性の高い製品は、メンテナンスの分かり易さや容易性、安全性にも配慮されています。お客様から得られる改善点を設計部門にフィードバックして設計に反映することで、新規開発製品設計の商品性を高めていく取り組みを進めており、将来的な保守品質向上も図っています。
お客様に対しては、商品性の高い製品の提供や更に分かり易い取扱説明書・メンテナンス説明の提供を行い、社内に対しては、スタッフやサービスマンへの製品教育や写真・動画による理解し易いメンテナンスマニュアルの充実を図っていきます。また、新規開発商品にも素早く正しい対応ができる体制を整えておくことで、更なる保守品質向上に取り組んでいきます。



最終更新日:2024/03/29 取り組み内容を更新