お取引先様は、高品質な製品を安定して生産するための大切なパートナーであり、協力体制の構築が重要であると考えています。
当社では、年に一度「サプライヤー大会」を開催し、当社グループの現況や戦略、購買方針、東プレの取り組みなどをご説明しています。
150社程のお取引先様に参加いただき開催しておりますが、2022年度は役員交代等様々な環境変化と重なり開催できませんでした。 2023年度は7月にWeb開催を実施します。
CSRや環境を重視した調達を推進し、グループ全体でお取引先様との信頼関係の構築に努め、ともに持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。
また、自社の「QCサークル大会」では品質や製造工程に関する情報共有や課題の検討を行う他、お取引先様に品質改善事例を発表していただいており、お取引先様と共に品質に対する意識向上を図っています。
他、当社の部品受入部門による定期的なお取引先様訪問も実施し、製造工程の現地監査や改善のアドバイス、作業環境の改善提案などを行っています。
サプライチェーン・マネジメント
社会への取り組み
東プレグループ購買方針
<基本的な考え方>
資材の調達にあたり、以下の方針を東プレグループ全体で共有し購買活動を展開します。
お取引様とパートナーとしての信頼関係を構築し、CSR や環境保全を重視した調達を推進し、持続可能な社会の発展に向けた取り組みを展開します。
1.法令、社会道徳の順守
関連法令の遵守及び社会的道徳・規範を順守し、公正で透明性の高い購買活動を推進します。2.環境保護
環境方針に基づき環境保全活動に繫がる調達活動を実施し、「グリーン調達活動」を推進します。3.公正・公平な取引
国籍、企業規模、取引実績有無を問わずオープンで公正かつ公平な参入機会を提供致します。4.お取引先様の選定
品質、原価、技術、納期等の能力、さらには経営姿勢・体制を総合的に勘案し選定致します。また、各事業部、国内外拠点、関連会社の連携を強化し、集中購買によるマスメリットを生かし資材の最適調達を実施していきます。5.信頼関係の構築
公正で透明性の高い取引を通じお取引先様と信頼関係を確立し、相互の発展を推進していきます。サプライヤーとの信頼を強化することでお客様へ柔軟でタイムリーな部品供給を実現していきます。6.情報の保護
機密となる情報は適切に管理しお互いに承認なく開示致しません。サプライヤーパートナーシップ強化

CSR調達の推進
2022年3月、CSR調達のさらなる推進にあたり、「東プレグループ サプライヤーCSRガイドライン」を制定しました。
当社グループでは『卓越した技術を駆使して製品・サービスを創造し、社会に貢献する事』を基本理念として掲げ、CSRについての考え方をはじめ、人権・労働・安全衛生や腐敗防止、環境への配慮等に関するお取引先様への依頼事項などを明記し、お取引先様とともに、サプライチェーンにおけるCSRの取り組みを推進しています。
CSR調達推進に向けた取り組み
「東プレグループ サプライヤーCSRガイドライン」の発行にあたり、2022年度は既存のお取引先様へガイドラインを展開し、品質・人権・環境・法令遵守を中心としたCSR活動にご理解いただくとともに、CSRの取り組み・浸透・普及を求めていきます。
加えて、各ガイドラインへの協力等を含む「合意確認書」へ記入をお願いするなど、お取引先様と連携し、持続可能な調達の推進に取り組んでいきます。

グリーン調達の推進
当社は、調達活動における環境配慮への基本的な考え方として、「東プレグループグリーン調達ガイドラインを」を2022年3月に制定しました。
東プレグループのカーボンニュートラルに対する考え方や、お取引先様へのCO₂排出量削減のお願いを記載しています。また、調達段階での取り組みとして環境に配慮された材料、部品、ユニット等を環境改善活動に積極的なお取引先様から調達する「グリーン調達」を推進します。

お取引先様ホットラインの運用
当社グループでは、関係するお取引先様との公正・公平で透明性の高い取引を維持するため、お取引先様に対して通報窓口を設けています。
本窓口は、購買部門とは独立した部門に設置しています。通報があった場合は事実関係を調査し、適切な対応を行います。
購買担当者の育成
当社グループは、公平かつオープンな取引の徹底とサプライチェーン全体におけるCSRの推進に向けた従業員の教育を実施しており、調達担当者に対して定期的な教育、研修を実施しています。
昨今、特に重要視されている下請法やコンプライアンス、CSR調達など担当者のスキルアップや知識の習得につなげています。
また社会人、バイヤーとしての心構えの教育、指導も図っています。
最終更新日:2023/06/30 取り組み内容を更新